監査役と業務執行


IPOが一時的に棚上げになった会社の常勤監査役の場合

 直前期に入り、IPOに向けて順調に進んでいれば監査役業務に専念していますが、 業績が低迷、あるいは何らかの事情でIPO準備が事実上、棚上げになった会社の常勤監査役は監査役業務以外の業務執行のサポートに廻っていることが多いです。


 例えば、過去の人脈を活かした見込み客の紹介などのビジネスマッチングや、社内規程の整備運用のサポートなどです。


 その後、IPO準備が本格的に始まってから、本来の監査役業務に戻っているようです。